発行：（一社）日本左官業組合連合会『技術資材研究開発委員会』
税込価格：一般金額5,500円（会員金額4,500円）（送料別途）
サ イ ズ：B5版
ページ数：約430P
発行年月日：令和2年10月

目次

口絵　・建築と左官仕上げ
　　　　（都道府県の有名建築物）
　　　・左官の素材
　　　・各種左官仕上げ
　　　・地震被害

はじめに
2020版　改訂にあたり

第1 章　総則
1.1　適用範囲および原則　1
1.2　左官工事の定義　1
1.3　左官工事の目的　1
1.4　左官の領域　2
1.5　塗り壁の特徴　2
1.6　工事に携わるもの　3
1.7　日左連の能力評価規定　3
1.8　用語の定義　5

第2 章　左官の施工管理
2.1　適用範囲　14
2.2　施工管理とその目的　15
2.3　施工管理の手順　16
2.4　施工管理の内容　17
2.5　施工管理のための事前調査　18
2.5.1　契約条件の検討　18
2.5.2　施工条件・範囲リスト　19
2.6　工程図表　20
2.7　工程図表の作成　21
2.8　左官の施工要領書　27
2.9　着工準備（段取り）　30
2.10　左官の原価管理　33
2.11　左官の安全管理　37
2.11.1 現場の安全管理　37
2.11.2　労働災害の除去　39
2.11.3　仮設足場　42
2.12　左官の品質管理　47
2.12.1　左官工事の主な仕様書　48
2.12.2　左官工事に要求される品質管理　50
2.12.3　左官仕上げの故障と原因　50

第3 章　左官工具と機械
3.1　適用範囲　52
3.2　左官道具・鏝　52
3.2.1　鏝の形状　52
3.2.2　鏝の焼き入れ及び材質　53
3.2.3　作業による分類　54
3.3　墨出し・計測用具　63
3.4　調合・練り作業、その他に用いる工具　64
3.5　左官用機械　67
3.6　仕上げ用機械　69
3.7　その他の機械　72
3.8　セメントモルタル試験　73

第4 章　墨出し・基本作業
4.1　適用範囲　74
4.2　墨出し　74
4.2.1　墨の種類　74
4.2.2　墨出しの例　76
4.2.3　墨出しに使用する器具　77
4.2.4　糸張り　74
4.3　基本作業　77
4.3.1　鏝の選択と鏝の使用方法　78
4.3.2　鏝塗りの基本動作　80
4.4　工程による塗り作業　83
4.5　材料の調合と混練り　89

第5 章　左官材料
5.1　適用範囲　90
5.2　セメント系左官材料　92
5.3　せっこうプラスター　93
5.4　ドロマイトプラスター　95
5.5　左官用消石灰　96
5.6　粘土・土壁系　101
5.7　左官用混和材　104
5.7.1　既調合混和材料　110
5.8　顔料　110
5.9　左官用骨材　111
5.10　水　116
5.11　補強材料　117
5.12　既調合材料　120
5.13　補助材料　127
5.14　シックハウス対策材料　131

第6 章　左官下地
6.1　適用範囲　133
6.2　左官下地に要求される条件　133
6.3　コンクリート系（躯体下地）　134
6.3.1　現場打ちコンクリート下地　134
6.3.2　現場打設コンクリート床下地　139
＊参考　構造体のコンクリートの仕上がり　140
6.3.3　コンクリート下地の不具合箇所の･補修および左官塗り前の処理　141
6.3.4　プレキャストコンクリート壁・床下地　144
6.3.5　コンクリートブロック下地（メーソンリーユニット壁下地）　145
6.3.6　ALC パネル床・壁下地　146
6.3.7　断熱材下地　147
6.5　組み立て下地（木質系下地）　148
6.5.1　せっこうボード下地　148
6.5.2　木質系セメント板下地　155
6.5.3　合板下地　156
6.5.4　シージングインシュレーションボード下地　156
6.5.5　セメント系ボード板下地　157
6.5.6　木ずり下地　158
6.6　ラス系下地　158
6.6.1　木造直張り構法　161
6.6.2　二層下地通気構法　165
6.6.3　単層下地通気構法　166
6.6.4　平ラス張りモルタル下地･（力骨付平ラス）　168
6.6.5　こぶラス張りモルタル下地　168
6.6.6　ワイヤラス張りモルタル下地　169
6.6.7　ラスシート張りモルタル下地　169

第7 章　部位別左官施工法
7.1　適用範囲　172
7.2　左官工事の特性要因　172
7.3　外壁塗り仕上げの概要　174
7.4　内壁塗り仕上げの概要　174
7.4.1　柱・梁塗り仕上げ　175
7.4.2　埋め込み定木（コーナービード）等取付け工法　175
7.5　床塗り仕上げ　176
7.6　床コンクリート直押さえ工法　177
7.7　床コンクリート真空工法　182
7.8　天井塗り仕上げ　183
7.9　階段塗り仕上げ　184
7.10　階段ノンスリップ取付け工法　185
7.11　階段役物塗り仕上げ　186
7.12　笠木塗り仕上げ　187
7.13　幅木塗り仕上げ　187
7.14　庇の塗り仕上げ　188
7.15　シーリング目地入れ工法　189
7.16　抱き廻りモルタル塗り仕上げ　189
7.17　サッシュ埋め工法　190
7.18　開口部・窓台塗り仕上げ　190

第8 章　次工程のための下地づくり工事
8.1　適用範囲　191
8.2　コンクリート系下地　192
8.3　セメントモルタル塗り工法　192
8.4　コンクリート打放し仕上げ　198
8.5　薄塗り材工法　198
8.6　陶磁器質タイル張り仕上げ下地　201
8.7　モルタル圧送工法　202
8.8　吹付けモルタル工法　206
8.9　断熱材下地塗り仕上げ　208
8.10　セルフレベリング材塗り　210
8.11　現場調合モルタルのラス下地塗り工法　214
8.12　ラス下地用既調合モルタル塗り工法　221
8.13　木造外壁通気構法　222
8.13.1　単層下地通気構法　222
8.13.2　二層下地通気構法　225
8.14　ラスシート下地塗り仕上げ　225
8.15　せっこうプラスター塗り仕上げ　228
8.15.1　現場調合せっこうせっこうプラスター塗り工法　229
8.15.2　既調合せっこうプラスター塗り工法　232
8.15.3　せっこうボード下地の目地処理工法　233
8.16　GL 工法　237
8.17　ドライウォール工法　240

第9 章　左官による仕上げ工法
9.1　適用範囲　243
9.2　セメントモルタル塗り仕上げ　243
9.2.1　色モルタル塗り仕上げ　243
9.2.2　防水モルタル塗り仕上げ　246
9.2.3　セメントスタッコ塗り仕上げ　251
9.2.4　リシンかき落し塗り仕上げ　254
9.3　漆喰塗り仕上げ　259
9.3.1　本漆喰塗り仕上げ　260
9.3.2　既調合しっくい仕上げ　263
9.3.3　土佐漆喰仕上げ　266
9.4　ドロマイトプラスター塗り工法　271
9.5　鏝塗りによる建築用仕上塗材塗り仕上げ　274
9.6　繊維壁塗り仕上げ　277
9.7　珪藻土塗り仕上げ　280
9.8　軽量骨材仕上げ　281
9.9　合成樹脂プラスター仕上げ　283
9.10　人造石工法　284
9.10.1　洗い出し仕上げ　285
9.10.2　人造石研ぎ出し仕上げ　286
9.10.3　人造石現場テラゾー仕上げ　290
9.10.4　人造石小叩き仕上げ　296
9.11　床塗り仕上げ　298
9.11.1　床モルタル塗り仕上げ　298
9.11.2　色モルタル床塗り仕上げ　300
9.11.3　種石埋め込み床仕上げ　302
9.11.4　合成樹脂塗り床仕上げ　302
9.11.5　ディスパージョン系・溶剤系合成･樹脂塗り床仕上げ　304
9.11.6　二液反応形の合成樹脂系・合成ゴム系塗り床仕上げ　305
9.11.7　硬質骨材入床塗り仕上げ　306
9.11.8　アスファルトモルタル床仕上げ　307
9.12　こまい下地塗り　310
9.12.1　こまい下地の木造軸組み　311
9.12.2　こまい下地の種類　313
9.12.3　総四つこまい下地　314
9.13　土物工法　316
9.13.1　こまい下地壁塗り（荒壁〜中塗り）　316
9.14　土物仕上げ　323
9.14.1　水ごね仕上げ工法　323
9.14.2　糊さし仕上げ　325
9.14.3　糊ごね仕上げ工法　325
9.14.4　砂壁仕上げ工法　326
9.14.5　切り返し仕上げ　327
9.14.6　大津仕上げ　328
9.14.7　大津磨き工法　330
9.14.8　その他の土物仕上げ　334
9.14.9　たたき仕上げ（セメント使用）　335
9.15　土蔵工法　337
9.15.1　土蔵小舞下地　338
9.15.2　土蔵小舞下地塗り（荒壁打ち〜中塗り）　340
9.15.3　土蔵付帯仕上げ　344
9.15.4　なまこ壁仕上げ　345
9.15.5　漆喰の磨き仕上げ　346
9.16　造形・装飾工法　347
9.16.1　擬木仕上げ　348
9.16.2　擬板工法　349
9.16.3　鏝絵漆喰彫刻　351
9.16.4　ブオン・フレスコ画　352
9.16.5　ステンシル（Stencil）工法　353
9.16.6　パラリ仕上げ　354
9.16.7　蛇腹現場引き仕上げ　355
9.16.8　置き引き仕上げ　357
9.17　吹付け仕上げ　359
9.18　ローラーブラシ工法　362

第10 章　養生および故障対策
10.1　適用範囲　365
10.2　養生　365
10.2.1　養生方法　365
10.2.2　養生材料の使用方法　366
10.3　左官工事における故障と対策　367
10.3.1　ひび割れ・剥離のメカニズム　370
10.3.2　モルタル塗り仕上げによる外壁改修の一般事項　374
10.4　吹付け工法の故障と対策　375
10.5　自主検査　377

付録
1　石膏ボード施工マニュアル　382
2　建築物の主な構造種別　408

参考文献　417

索引　418

あとがき　428

「左官施工法」の閲歴　429