フルーツバス停(長崎県諫早市小長井町)
左官を代表する建築物、フルーツバス停
雲仙岳をバックに菜の花とバス停
ヒマワリとバス停 コスモスとバス停
上空からの全体風景 バス停が街並みとマッチした風景
西日本の九州西部に位置する長崎県の外れ 佐賀県との県境の町 諫早市小長井町に日本全国に知れ渡り 海外のテレビクイズ番組でも放映されたフルーツバス停がある。
躯体から仕上げのほとんどを左官職人で作っており 型枠にはラス網を使い 形作りはモルタル塗りで仕上げはカラーモルタルと左官の技術だけで完成させた。実・葉・幹・枝・擬木のベンチの色合いは本物そっくりで まるで拡大3Dコピーである。
フルーツバス停は、1990年に開催された「長崎旅博覧会」に県外から訪れる人達に和み喜んでもらおうと造られ、あまり知られていない小さな町のPRとなった。今では県内外より多くの人が訪れ、有明海・雲仙岳をバックに 春は菜の花 夏はヒマワリ 秋はコスモスと四季折々の花とバス停を写真に収める姿を良く見受けられ、SNS上でインスタ映えのするスポットとなっている。
設計 | 株式会社吉次工業・タイム設計事務所 |
施工 | 株式会社吉次工業 |
左官施工 | 株式会社吉次工業 |
主な左官仕様 | 特殊型枠(フォームレスメッシュ) カラーモルタル(白砂色粉) |