一般社団法人日本左官業組合連合会Japan Plasterers' association

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外装の不具合事例

 一般に、外壁の補修・改修工法は、浮き・ひび割れ・欠損等の劣化現象によって様々な工法の提案が示されます。

 工法にあたっては、劣化の程度・社会的・経済的要因を考慮して総合的に判断する必要があります。具体的には、補修・改修工法の選定は、劣化現象ごとにその劣化程度を診断し、劣化の種類と劣化回数の程度に応じて行なわれます。

 選定にあたっては、劣化現象に至ったメカニズムを解明し劣化原因を考慮する必要があります。モルタル塗り仕上げに最終的な劣化形態である膨れ、剥落が生じた場合は、重大な事故になる可能性があるため、適正な剥落防止の改修工法を採用する必要があります。

【1】劣化のメカニズム

 躯体コンクリートとモルタルとのムーブメントは,常時働くものです。それは、仕上層と躯体コンクリートのムーブメント差により剥離を生じさせものですが代表的な要因は次ぎに掲げます。

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使用材料

 補修に使用する材料は、劣化状態に相応した的確なものを使用しなければなりません。左官が元来、使用する材料は伝統的に無機質が多いのですが、補修・改修で使用する材料は有機質の合成樹脂の単独や無機質と併用したりして多様であります。そのため、材料の取り扱いには化学的知識と経験が必要とされます。ここでは最も一般的に使用される材料だけを列記しました。

【1】ポリマーセメントモルタル

 ポリマーセメントモルタルは、セメント、細骨材にポリマーディスパージョンまたは再乳化形粉末樹脂を混合したモルタルで、合成樹脂と細骨材だけで構成される樹脂モルタルとは区分されています。また、セメントモルタルに比べると接着性、防水性、乾燥収縮性、耐薬品性、耐磨耗性、耐衝撃性などが向上するほか、中性化の抑制にも効果的です。

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→リフォーム工事全体について

→左官のリフォームについて

→シックハウスについて

リフォーム工事全体について

【Q1】
現在手狭になった自宅をリフォ-ムを考えています。品確法では住宅の瑕疵保証が10年ですが、リフォ-ムの場合は保証及び保証期間が設定されていないので不安です。業者によっては増改築10年保証をうたっているところもあるが法律上はどうなのでしょうか。

【A1】
品確法で瑕疵保証10年を義務づけるのは、「新築住宅」の「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」です。現在、増改築や中古住宅は10年保証の対象になっていませんが、特約がない限り小規模なリフォームであれば引き渡しまたは仕事の終了時から1 年。大規模な増改築であると木造であれば5 年、鉄骨造などは10 年になる場合もあります。リフォ-ム業者は各社も独自の方針で保証を行っているところもあります。現在は中古住宅や増改築した住宅は含まれませんが、中古住宅も検討中です。

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風雅な茶室を備えた日本庭園に
博多の町復興の象徴、博多塀を再現

博多 塀

土は粘性の強い黄土、瓦は旧下澤家などの古瓦、
石は焼け石に似た湯布院産の火山石を使用

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南欧のイメージと伝統の左官技術が融合
温もりに満ちたもてなしの空間

玄関側外観

玄関扉の周りに鏝押さえされた幅広の輪郭がアクセントに。

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